ダウ平均株価(1月4日)@終値3万7440ドル34セント
1月
5日
4日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。4日発表の雇用指標が労働市場の底堅さを示しています。米連邦準備理事会(FRB)による利下げが見込まれるなか、米経済が大幅な悪化を避けられるとの見方が相場を支えています。
朝発表の2023年12月のADP全米雇用リポートは非農業部門の雇用者数が前月比16万4000人増と、市場予想(13万人増)を上回りました。週間の新規失業保険申請件数は市場予想を下回り、労働市場が堅調さを保っていると受け止められています。
反面、米長期金利は(3.9%台後半)と前日終値(3.92%)を上回っており、株式の相対的な割高感が意識されています。
ダウ平均の上昇幅は280ドルを超え、一時過去最高値を上回る「3万7716ドル41セント」を付ける場面がありました。ただ、次第に持ち高調整や利益確定の売りが増え、ダウ平均は伸びてはいません。
終値は、前日比10ドル15セント(0.027%)高の3万7440ドル34セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比81.91ポイント(0.56%)安の1万4510.30でした。
S&P500種は、前日比16.13ポイント (0.34%)安の4688.68でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比81.91ポイント(0.56%)安の1万4510.30でした。
S&P500種は、前日比16.13ポイント (0.34%)安の4688.68でした。