ファルコン植物記(2163)【サルビア・スプレンデス】
12月
10日
単に〈サルビア〉といえばこの〈スプレンデス〉の赤い花をさすほど一般的な品種です。筒状のガクから花を伸ばします。花はすぐ終わってしまいますがガクは長く残ります。薄紫や桃色といった変わった花色もありますが、【サルビア・スプレンデス】の魅力はやはり燃えるような赤花だと思います。
葉も濃緑色なので赤花との対比はよく目立ちます。丈夫で、花期が長く花もちもよいので花壇にピッタリですが、全体的にちょっと大振りな感じで自然な感じはありません。そのため整形花壇によく用いられています。南アメリカ原産で寒さに弱く、。日本では一年草扱いするのが普通ですが、暖地では多年草として出回る寒さにやや強い品種もあるようです。