<YOASOBI>表紙カバー@『週刊少年サンデー』2号
12月
6日
『週刊少年サンデー』で連載中のマンガ『葬送のフリーレン』〈原作:山田鐘人・作画:アベツカサ〉を原作とするテレビアニメ『葬送のフリーレン』のオープニングテーマ『勇者』を担当しているのが<YOASOBI>で、制作話や『葬送のフリーレン』の魅力などを2人が語った5000字超のロングインタビューや、撮り下ろし写真が掲載されています。
『葬送のフリーレン』は、魔王を倒して王都に凱旋した勇者「ヒンメル」、僧侶「ハイター」、戦士「アイゼン」、魔法使い「フリーレン」の4人は、10年間もの旅路を終えて感慨にふけっていましたが、1000年は軽く生きる長命種の〈エルフ〉である「フリーレン」にとって、その旅はきわめて短いものでした。そして、50年に一度降るという「半世紀(エーラ)流星」を見た4人は、次回もそれを見る約束を交わして解散します。
50年後、すっかり年老いた「ヒンメル」と再会した「フリーレン」は、「ハイター」や「アイゼン」とも連れ立って再び流星群を観賞します。まもなく「ヒンメル」は亡くなりますが、彼の葬儀で「フリーレン」は自分が〈ヒンメル〉について何も知らず、知ろうともしなかったことに気付いて涙します。その悲しみに困惑した「フリーレン」は、人間を知るためと魔法収集のために、新たな仲間「フェルン」・「シュタルク」と 共に、〈魂の眠る地(オレオール)〉を目指す旅に出ます。
さまざまな出会いや別れを経て北部高原へ進み、七崩賢・黄金郷の「マハト」と遭遇、黄金都市に投影された記憶は、人類と魔族の特異な関係性を浮かび上がらせます
そして、さらに旅を進める中で、「フリーレン」の意識は女神の石碑に触れたことで過去へとさかのぼります。過去を慈しみ、未来に希望を託す物語です。