日本を代表するSF作家で、テレビアニメ『鉄腕アトム』などの脚本家としても活躍された元日本SF作家クラブ会長<豊田有恒>さん(1938年5月25日~2023年11月28日)が、先月28日、食道がんのため東京都内の自宅で亡くなられています。85歳でした。
<豊田有恒>さんは、大学在学中の1961年、『時間砲』で第1回空想科学小説コンテストに入賞し、その翌年、『火星で最後の……』で『S-Fマガジン』1963年4月号に掲載されSF作家としてデビューしています。
その後、モンゴル帝国の支配が続く架空の世界を描いたSF小説『モンゴルの残光』(1967年・早川書房)や神話の時代を舞台にした『火の国のヤマトタケル』(1971年・ハヤカワSF文庫)などの作品で人気を博したほか、歴史小説や社会評論など幅広い分野で活躍しました。
また、アニメの脚本家として『エイトマン』や『鉄腕アトム』などの人気作品を手がけたほか、『宇宙戦艦ヤマト』の原案にも携わりました。
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