4日午前の東京外国為替市場で、円相場が伸び悩んでいます。10時時点は「1ドル=146円47〜49銭と前週末17時時点と比べて1円81銭の円高・ドル安でした。 米追加利上げ観測の後退を受けて9時半すぎに一時「1ドル=146円24銭」近辺と約3カ月ぶりの高値をつけたものの、日本時間4日午前の取引では米長期金利の低下が一服しており円買い・ドル売りの勢いが鈍りました。 10時前の中値決済に向け、市場では「売り買い交錯」で推移しています。国内の輸出入企業による売買はおおむね拮抗し、今のところ円相場を方向付ける材料とはなっていません。