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- ファルコン昆虫記(1042)【シロオビノメイガ】(8)
写真では大きく見えますが、開帳20ミリほどの小さなチョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の【シロオビノメイガ】です。
前翅、後翅はともにもに黒褐色で、それぞれのほぼ中央に白色の太い条が1本あり、名称の由来となっています。前翅にはこの他に前縁から後縁に向けて中央部まで1本の白条があります。
成虫は、一般には7月頃から発生し、発生が多くなるのは、8月以降で9月、10月に急増します。年間5~6回発生し、初秋の場合、卵期間4~5日、幼虫期間12~15日、幼虫の食草は、ホウレンソウ、フダンソウ、ホウキグサ、アカザなど幅広く、蛹期間10~15日です。
近づきますと、危険を察知して、あまり遠くまで飛ばずに多くの場合近くの葉の裏側に隠れてしまいますが、運よく葉の表側に留まってくれました。
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