なんとも悩ましい体長2センチばかりのカマキリ目(蟷螂目)カマキリ科の<カマキリ>を見つけました。<蟻>を捕獲して食事中でした。
<カマキリ>としての一般的な生態では、5月ごろが孵化だと思いますので、この9月の時期に幼虫がいること自体不思議なことなので、悩ましいと感じた次第です。
過去の観察では、(24)<カマキリ>の幼虫は6月、(795)登場の<カマキリ>では5月の観察ですので、幼虫の生態としてはおかしくはありません。成虫の活動期間は、図鑑等では8月から10月前後なだけに、この時期には成虫としての体形のはずです。
ということで再度<カマキリ>の項目の点検をしていましたら、日本には、 カマキリ科 、コブヒナカマキリ科、ハナカマキリ科に属する3科13種が生息していますが、 コブヒナカマキリ科に日本最小の【ヒナカマキリ】というのが確認できました。
資料によりますと【ヒナカマキリ】は、体長18 - 21ミリ、体色は褐色で、濃褐色や黒色の斑紋があります。オスメスともに翅がとても短いという特徴があります、成虫は8月から10月に見られます。地面に生息しているので、目立たない茶色の体色をしており、他の<カマキリ>で見られる緑色型は見られないとのことです。
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