『パリは燃えているか』@NHK-BSプレミアム
8月
23日
1944年8月7日から、8月19日のレジスタンスの蜂起開始、アメリカ軍の援護を受けて、8月25日のフランスの首都パリの解放に至るまでを描いています。
物語はドイツ軍の降伏に貢献したレジスタンス運動を中心に描いています。主な登場人物は、レジスタンスの「アンリ・ロル=タンギー大佐」や「ジャック・シャバン・デルマス大佐」、ドイツ軍の「ディートリヒ・フォン・コルティッツ将軍」、アメリカ軍の「ジョージ・パットン将軍」、自由フランス軍の「フィリップ・ルクレール将軍」です。
映画の終盤、降伏前にパリを破壊しろという<アドルフ・ヒトラー>総統の命令が下りますが、最終的に「コルティッツ将軍」は命令に従わずに連合国に無条件降伏し、パリを破壊から守りました。パリ側のドイツ軍本部内でうち捨てられた電話機から<ヒトラー>の「パリは燃えているか?(命令通りに破壊したか?)」との声が流れていました。
出演は「イヴォン・モランダ」に<ジャン・ポール・ベルモンド>、「ジャック・シャバン=デルマス」に<アラン・ドロン>、「アンリ・ロル=タンギー大佐」に<ブリュノ・クレメール>、「ディートリヒ・フォン・コルティッツ将軍」に<ゲルト・フレーベ>、「フランソワーズ・ラベ」に<レスリー・キャロン>、「ラウル・ノルドリンク領事」に<オーソン・ウェルズ>、「ロジャー・ガロア少佐」に<ピエール・ヴァネック>、「ジョージ・パットン将軍」に<カーク・ダグラス>、「ウィリアム・L・シーバート将軍」に<ロバート・スタック>、「オマー・ブラッドレー将軍」に<グレン・フォード>、「カフェの女主人」に<シモーヌ・シニョレ>ほかが出演しています。
脚本は<ゴア・ヴィダル>と<フランシス・フォード・コッポラ>が担当しています。『禁じられた遊び』(1952年)や『太陽がいっぱい』(1960年)の<ルネ・クレマン>が監督を務めています。