『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』@<大墻敦>監督
6月
21日
本作は建築家<ル・コルビュジエ>が構想した創建当時の姿に近づけるため休館していた国立西洋美術館のドキュメンタリー映画です。リニューアルに向けた工事の中で普段は見ることのできない内部にカメラが入り、所蔵作品の〈引越し〉の全貌、絵画や彫刻の保存修復作業、コレクションの調査研究、展覧会の打ち合わせ、購入作品決定の会議など、美術館の舞台裏に迫っています。
予告では数々の美術番組に出演してきた<井浦新>が知られざる美術館の世界へと誘います。さらに「この映画を見て、国立西洋美術館に行ったら、見る前とは国立西洋美術館の見方や過ごし方がきっと変わる。映画を見てから美術館に行くのもいいし、行ってから映画を見ても、どっちも楽しい。無機質に感じるかもしれない美術館も、実は生き物なんです」とコメントを寄せています。
監督を務めたのは文化記録映画『春画と日本人』で知られる<大墻敦>です。