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- ダウ平均株価(4月28日)@終値3万4098ドル16セント
28日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反落して始まりました。前日に「524ドル29セント」上昇した後で、主力銘柄の一部には持ち高調整の売りが出ています。米国のインフレ圧力が根強いことも、買い手控えにつながりました。
ダウ平均株価の構成銘柄構成ではありませんが、ネット通販のアマゾン・ドット・コムが値を下げています。前日夕に発表しました2023年1~3月期決算では売上高と1株利益が市場予想を上回ったものの、決算説明会でクラウド事業が減速していることに言及。収益伸び悩みへの警戒から売りが出ています。前日まで主力ハイテク企業の決算の内容を好感した買いが優勢でしたが、28日の取引ではハイテク株の一部に売りが出ています。
米国のインフレ圧力の根強さも重荷となりました。朝方に発表された3月の個人消費支出(PCE)価格指数は食品とエネルギーを除くコアの前月比の上昇率が(0.3%)と市場予想に一致しています。一方、賃金インフレの動向を見極める上で重要な1~3月期の雇用コスト指数は前の四半期に比べ(1.2%上昇)し、市場予想(1.0%上昇)を上回っています。来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)も控え、様子見の雰囲気がありました。
安く始まったものの、午前発表の経済指標が市場予想を上回ると次第に買いが優勢となりました。
終値は続伸し、前日比272ドル00セント(0・80%)高の3万4098ドル16セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日続伸し、前日比84.346ポイント(0.69%)高の1万2226.584でした。S&P500種は、前日比34.13ポイント(0.83%)高の 4169.48でした。
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