米連邦準備制度理事会(FRB)は19日公表した全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)で、国内の経済活動がここ数週間で「ほぼ変わらなかった」との見解を示しています。
3月発表の前回報告で「若干拡大した」としていた景況判断を引き下げました。今回の報告の調査期間中には、シリコンバレー銀行(SVB)など米中堅銀行2行が経営破綻しています。
景気の先行きに不透明感が増大し、流動性への懸念も浮上する中、報告は「一部地区で、銀行が融資基準を厳格化した」と分析。また、貸出量と融資需要も「消費者、企業向けにわたって全般的に減少した」と指摘しています。
(FRB)は融資条件の厳格化が今後、景気を圧迫することを警戒。与信環境を巡る動向を注視しています。
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