日経平均株価(4月13日)@終値2万8156円97銭
4月
13日
米景気の先行き懸念が強まり前日の米株式相場が下落した流れを受け、東京市場でも朝方は幅広い銘柄に売りが先行しました。売り一巡後は値がさのグロース(成長)株の一角が買われて小幅高に転じています。
前日発表の3月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を下回り、インフレ鈍化が示されたと受け止められ、米利上げの長期化観測が和らぎ、東京市場ではグロース(成長)株かつ、景気動向に左右されにくいクオリティー(優良)銘柄が買われて相場を支えています。
半面、3月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で金融不安によって米経済が下振れするリスクについて言及され、米景気の先行き懸念が強まったことは重荷となっています。
終値5営業日続伸し、前日比74円27銭(0.26%)高の2万8156円97銭で終えています。