24日午前の日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇しました。12時時点は「1ドル=130円49~51銭と、前日17時時点に比べ41銭の円高・ドル安でした。
10時すぎには130円16銭近辺と(2月10日)以来およそ1カ月半ぶりの高値水準まで買われています。
23日に低下した米長期金利が日本時間24日午前の取引でも低位にとどまり、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが入りました。
22日に米連邦準備理事会(FRB)が(0.25%)の利上げを決めたのに続き、23日には英国中央銀行が(0.25%)利上げを発表しました。金融システム不安が高まるなか、主要中銀がインフレ対応を優先する姿勢を示しています。景気悪化への警戒感が強まり、米長期金利に低下圧力となっています。
10時前の中値決済に向けては「ドル余剰」との声が聞かれ、3月末の期末を控えた国内輸出企業など実需筋による円買い・ドル売りが活発だとの観測も、円相場を押し上げています。
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