『星のない男』@NHK-BSプレミアム
3月
24日
流れ者の牧夫「デムプシー・レイ」と青年「ジェフ」が貨物列車に便乗して西部のある町にやって来ます。「デムプシー」は酒場を経営している昔馴染みの女「アイドニー」を訪ね、その酒場で知り合った「ストラップ」のおかげで、「ジェフ」と一緒に三角牧場に雇われます。
拳銃を持たぬ「デムプシー」は「アイドニー」から銃を借りて牧場で働き、その合間に、拳銃捌きや馬の扱い方を「ジェフ」に教えます。ある日、2人は隣の丸C牧場主のキャシディ家を訪問します。「ジェフ」とキャシディの娘「テス」とが仲好くなり、一同は楽しく食事をしましたが、「デムプシー」は「キャシディ」の持っている有刺鉄線を見ると顔色を変えます。彼は、以前テキサスで、針金の柵をしたことから牧場間に争いが起こり弟がそのために死んだ経験があり、それ以来、彼は極度に針金を嫌うようになっていたのです。
新しい三角牧場主として東部から来た「リード・ボーマン」は更に1万頭の牛を放牧する計画を立て、「デムプシー」に、「ストラップ」に代わって牧夫頭になってくれと頼みます。やがて、テキサスから牛1万頭を連れて「デムプシー」の顔見知りのやくざ「スティヴ」が仲間たちとやって来ます。
「デンプシー・レイ」に<カーク・ダグラス>、「ジェフ」に<ウィリアム・キャンベル>、「ストラップ」に<J・C・フリッペン>、「アイドニー」に<クレア・トレヴァー>、「テス・キャシディ」に<マーナ・ハンセン>、「リード・ボーマン」に<ジーン・クレイン>、「スティーヴ・マイルズ」に<リチャード・ブーン>が扮し、監督は<キング・ヴィダー>が務めています。