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- 日経平均株価(3月20日)@終値2万6945円67銭
20日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前週末比227円45銭(0.83%)安の2万7106円34銭で前場の取引を終えています。金融システムの混乱が世界の景気を悪化させるとの懸念が強まり、幅広い銘柄で売りが優勢となりました。
3月10日の米銀シリコンバレーバンク(SVB)の経営破綻に端を発した金融システムへの懸念から、銀行融資が抑制されて米景気が悪化するとの見方が強まっています。前週末17日の米株安が東京市場にも波及しています。
経営不振に陥っていたクレディ・スイス・グループについて、スイスのUBSが買収することで19日に合意、経営破綻などの最悪の事態は免れています。救済措置が支えとなって日経平均は上昇に転じる場面もありましたが、積極的にはリスクを取りにくい状況で買いは続きませんでした。
日本時間20日午後の取引でダウ工業株30種平均の先物「Eミニ・ダウ先物」の6月物が下落に転じており、20日の米株式相場が下落するとの警戒から、祝日を控えた東京市場では幅広い銘柄で手じまい売りが出ています。
終値は反落し、前週末比388円12銭(1.42%)安の2万6945円67銭で終えています。
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