日本クルーズ客船(本社・大阪市)が運航、1998年に就航しましたクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」(2万6594トン)は、12月27日、神戸港を出発する奄美大島に向かう最後のクルージングで営業運航を終了しています。
クルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」は、全長183・4メートル、幅25メートルあり、最大定員は620人。豪華な客室や劇場、プールを備え、「飛鳥Ⅱ」や「にっぽん丸」と並び、日本を代表するクルーズ船でした。神戸港を主に発着地とし、入港数はクルーズ船として最多の計約680回を数えています。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い2年間休止し、2022年3月に運航を本格再開したものの、客足が戻りませんでした。同社は「事業継続が困難と判断し、やむなく引退を決めた」としています。
2023年1月4日の最後の入港時には、「須磨翔風高和太鼓部」の演奏で歓迎式が行われています。
神戸港最後の出港となる2023年1月6日<16:40>には市消防音楽隊の演奏で見送られながら、相生市のドッグへ向かいました。
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