日経平均株価(10月5日)@終値2万7120円53銭
10月
5日
主要な中央銀行が利上げペースを緩めるとの見方から、前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均株価が(2.80%)上昇しています。ハイテク株も買い戻しが入り、ナスダック総合株価指数なども(3.3%)と大幅に上昇しました。
前日の米株高を受けて、運用リスクを取る動きが強まり、東京市場でも幅広い銘柄で買いが優勢となり、日経平均の上げ幅は寄り付きに200円を超え「2万7216円80銭」を付ける場面がありました。一方、急ピッチで相場水準を切り上げてきたため利益確定の売りは上値を抑えています。
買い一巡後は日経平均は次第に上げ幅を縮めています。日本時間5日午前の米株価指数先物が軟調に推移し、日経平均先物やTOPIX先物にも散発的な売りが出ており、さらに国内の機関投資家の利益確定が出ています。
終値は3営業日続伸し、前日比128円32銭(0.48%)高の2万7120円53銭で取引を終えています。終値で節目の2万7000円台を回復するのは、(9月22日)の「2万7153円83銭」以来およそ2週間ぶりとなっています。