29日、ブラジル保健省は「サル痘」に感染して南東部ベロオリゾンテで入院していた41歳の男性が敗血症性ショックのため死亡したと発表しています。 また、スペインからの報道によりますと、同国政府も30日、感染者2人の死亡を公表しました。アフリカ大陸以外での死者は初めてとみられています。 「サル痘」は今年、アフリカ以外に感染が拡大しました。世界保健機関(WHO)の25日の発表によりますと、アフリカでは今年、既に中央アフリカで2人、ナイジェリアで3人の感染者が死亡しています。