日経平均株価(6月28日)@終値2万7049円47銭
6月
28日
米株価指数先物が日本時間28日午前の取引で下落に転じると、日経平均先物にも短期筋の売りが出て、指数を下押ししています。半面、景気敏感株や内需関連に買いが入って、上げ幅が100円を超える場面も出ています。
前日の米株式市場で米長期金利が(3.2%)前後の上昇で、高PER(株価収益率)のハイテク株の下げが目立ちました。東京市場でも値がさの半導体関連が売られています。
一方、連日で年初来高値を更新するファストリテーリング(510円髙:7万2000円)をはじめとする大型株の上昇が下値を支えました。市場では、米景気の先行きに不透明感があるなか、大型の優良株に資金が流れているとの見方があり、トヨタなど自動車株も軒並み値を上げています。
買い一巡後は、戻り待ちや利益確定の売りが出ていますが、終値は4日続伸し、前日比178円20銭(0.66%)高の2万7049円47銭で取引を終えています。