ダウ平均株価@(4月14日)@終値3万4451ドル23セント
4月
15日
取引開始前に四半期決算を発表した金融株などに買いが先行し、ダウ平均は上昇して始まりました。買い一巡後は米長期金利の上昇を受けて高PER(株価収益率)のハイテク株に売りが強まると、ダウ平均も下げに転じています。米株市場は15日の「Good Friday」
からイースター(復活祭)で3連休となるため、取引終了にかけては持ち高調整の売りも膨らんだようです。
午後に米債券市場で長期金利が一時、前日比(0.13%)高い・価格は安い(2.83%)に上昇し、12日に付けた2018年12月以来の高水準に並んでいます。米連邦準備理事会(FRB)によるインフレ抑制を目的とした金融引き締めペースの加速による米金利の先高観が改めて意識されています。金利上昇時に相対的な割高感が強まりやすいハイテク株が売られています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比292.508ポイント(2.1%)安の1万3351.079と、1カ月ぶりの安値で終えています。