ロシアに仮保全措置@国際司法裁判所
3月
17日
ウクライナは2月26日、ロシアがウクライナ東部でのジェノサイド(大量虐殺)発生を侵攻理由に挙げていることを「でっち上げの主張だ」として提訴。逆にロシアがウクライナ人を虐殺していると訴え、侵攻を停止させる仮保全措置命令を下すよう(ICJ)に要請していました。
仮保全措置命令には法的拘束力があります。ただ、ロシア側の反発は必至で、同国が軍事作戦を停止する可能性は低いとみられています。
(ICJ)の<ドナヒュー>所長は「(ウクライナで)人命が失われ、人々が苦しみ続けていることを深く懸念している」と表明。ロシアの武力行使は「国際法に関する非常に深刻な問題をもたらしている」と指摘しています。