『The Worst Person In The World』@<ヨアキム・トリアー>監督
2月
15日
本作は、『母の残像』(2015年)・『テルマ』(2017年)で知られるノルウェーの映画監督<ヨアキム・トリアー>の最新作です。
主人公は30歳という節目を迎えたものの、人生の方向性がどうにも定まらない女性「ユリヤ」です。グラフィックノベル作家として成功した歳上の恋人は、しきりに身を固めたがっています。
そしてある夜、彼女は招待されていないパーティに紛れ込み、若くて魅力的な男性「アイヴィン」に出会います。「ユリヤ」役の<レナーテ・レインスヴェ>は、第74回カンヌ国際映画祭で女優賞を獲得しています。
アメリカでは、2020年から2022年にかけて公開された外国語映画のスクリーンアベレージで『パラサイト 半地下の家族』・『燃ゆる女の肖像』に続く第3位のヒットを記録しています。また映画批評サイトの「Rotten Tomatoes」でも、2月14日時点で批評家スコア97%という高評価を得ている作品です。