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- 日経平均株価(1月14日)@終値2万8124円28銭
14日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落し、前引けは前日比543円43銭(1・91%)安の2万7945円70銭でした。前日の米国株安を受けて朝方から売りが先行したほか、円相場の上昇と歩調を合わせて幅広い銘柄に売りが広がり、下げ幅は一時500円を超え、2万8000円を割り込んでいます。
終値は前日比364円85銭(1.28%)安の2万8124円28銭で取引を終えています。
円相場が1ドル=113円台後半まで上昇、輸出採算の悪化などが意識され、輸出関連株を中心に売りが出て相場の重荷となりました。
米連邦準備制度理事会(FRB)の<ブレイナード>理事がインフレ抑制を重視する発言をしたことを受け、金融引き締め加速への警戒感から米ハイテク株が下落。この流れを引き継ぎ、米ハイテク株安と円高進行が重しとなって東京市場でも半導体関連や工場自動化関連の銘柄が軒並み値を下げて始まりました。
国内では新型コロナウイルスの新規感染者が急増しています。「変異型(オミクロン)」は重症化リスクが低いとされていますが、感染者数そのものが急拡大すれば医療逼迫などにつながりかねず、実体経済への影響を懸念が重荷となっています。
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