塩野義製薬は26日、新型コロナウイルス感染症のワクチンの治験に続き治療薬の治験を始めたと発表しています。軽症者らを対象とした飲み薬で、ウイルスの増殖を阻止し、重症化を防ぐ薬効を狙っています。
同社によりますと、今回の治療薬候補は、ウイルスの増殖を阻害する化合物。動物実験では、ウイルス量を速やかに低下させることを確認しているとか。
治験ではまず、少人数の健康な成人を対象に、主に安全性を確かめます。22日に初回の投与を行った、としています。
現在、国内で承認された軽症者用の新型コロナ治療薬は点滴薬のみで、入院中の患者に限って使われています。自宅などで療養する患者らに向けた飲み薬の開発に期待が寄せられています。
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