<濱口竜介>脚本賞@第74回カンヌ映画祭
7月
18日
日本映画の「脚本賞」受賞は、史上初の快挙となりました。
『ドライブ・マイ・カー』は、<村上春樹>氏(72)が、2013年11月発売の『文藝春秋』12月号に発表した短編が原作です。同誌2014年3月号まで連続で掲載した『女のいない男たち』」と題した連作の第1弾で、2014年の短編小説集『女のいない男たち』(文春文庫刊)に収められた短編小説を映画化しています。同名の短編に加え『女のいない男たち』に収録された6編の短編の中から『シェエラザード』 ・ 『木野』のエピソードも投影し、脚本を作り上げています。
<濱口竜介>監督にとって、商業映画デビュー作となった2018年『寝ても覚めても』が初めてカンヌ映画祭コンペティション部門に出品されて以来、3年ぶり3度目の同部門への出品でした。2020年に第77回ベネチア映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞した