19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落して始まり、一時下げ幅は300ドルを超える場面もありました。米連邦準備理事会(FRB)が19日朝、新型コロナウイルスのまん延に対応して導入した銀行の資本規制の緩和を延長しないと発表しています。投融資への影響が警戒され、金融株が売られました。このところ上昇基調にありました景気敏感株(シクリカル銘柄)にも利益確定売りが出ています。
終値は、前日比234ドル33セント(0.71%)安の3万2627ドル97セントで取引を終えています。
(FRB)は銀行の自己資本比率を規制する「補完的レバレッジ比率(SLR)」の特例措置を延長せず、予定通り3月末で終了すると発表しました。
新型コロナウイルスの感染拡大による金融市場の流動性低下や景気悪化に対応し、昨年4月に(SLR)の規制を緩和して米銀が投融資をしやすいようにしていました。発表を受けて米国債が売られ、長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比(0.03%)高い(1.74%)に上昇する場面がありました。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ