週末12日のニューヨーク株式相場は、米追加経済対策の実現が支えとなる一方、長期金利上昇への警戒感が重しとなり、もみ合いで始まりました。 終盤に入ってもダウ平均は上げが続いており、最高値更新が続いています。一方、ナスダックは下げ渋っているものの、IT・ハイテク株は売りを強めておりマイナス圏での推移となっています。
ダウ平均株価は6日続伸し、前日比293ドル05セント(0.9%)高の3万2778ドル64セントで取り引きを終えています。
市場は米国債にらみの展開を見せており、米10年債利回りは一時(1.64%)付近まで急上昇しています。今週は米消費者物価指数(CPI)や米国債入札、そして、ECB理事会などがありましたが、米10年債利回りが(1.5%)付近でサポートされたことで、さらに上の水準を試している流れになっています。
来週は、連邦公開市場委員会(FOMC)が予定され、金利や経済見通しも公表されますが、直近の利回り急上昇を静観している連邦準備理事会(FRB)がどう出てくるか注目されます。
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