9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し始まり、前日からの上げ幅は一時、300ドルを超えました。
前日比30ドル30セント(0.1%)高の3万1832ドル74セントで取り引きを終えています。米長期金利の上昇が一服し、前日まで軟調だったハイテクなどグロース(成長)株に押し目買い入りました。
米国の追加経済対策が景気回復を後押しするとの期待も買いを促していますが、引けにかけて伸び悩んでいます。
長期金利は朝方に前日比0.07%低い1.52%を付けています。これを受けてグロース株買いが鮮明となり、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は大幅反発し、前日比464.664ポイント(3.7%)高の1万3073.825で終え、上昇率は今年最大となっています。
経済協力開発機構(OECD)は9日、2021年の世界の実質経済成長率が5.6%になるとの予測を発表しています。新型コロナウイルスのワクチン普及や米国の追加経済対策の効果を見込み、昨年末時点から1.4ポイント上方修正、世界経済の順調な回復が進むとの期待も買い材料になりました。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ