神戸ご当地(1354)『しあわせ運べるように』@神戸市歌に制定
1月
15日
震災から四半世紀以上が過ぎる中、発生直後から市民に歌い継がれてきた同曲の力で、震災の記憶を次代に継承したい考えです。
現在神戸市には、1938年(昭和13年)10月7日に制定された、作詞<武藤重勝>、補作<北原白秋>、作曲<橋本國彦>の市歌が最初として、 戦災復興に向けて詩を公募し、作詞<木村靖弘>で、<信時潔>が作曲、1951(昭和26)年10月21日に制定された2曲目の「神戸市歌」があり、今回で3曲目となります。<久元喜造>市長は「(自治体が歌を)複数持つことは他でも例がある」とし、併用していく考えを示しています。
『しあわせ運べるように』は震災の2週間後、神戸市立高羽小学校の音楽教諭、<臼井真>さん(60)が作詞作曲しました。復興のシンボルとして追悼行事や成人式などで歌われるようになり、東日本大震災や中国・四川省など国内外の災害被災地でも歌い継がれてきています。