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- <清水健斗>監督『漂流ポスト』審査員賞を受賞@バルセロナ国際映画祭
短編映画『漂流ポスト』が、スペイン現地時間1月8日まで行われていたバルセロナ国際映画祭で審査員賞を受賞しています。
本作は、ニース国際映画祭で最優秀外国語短編映画グランプリを受賞しており、インディペンデント映画の祭典であるバルセロナ国際映画祭には、撮影賞、最優秀短編映画賞、審査員賞の3部門にノミネートされていました。監督、脚本、編集、プロデュースを被災地で長期ボランティアに参加した<清水健斗>(37)が務め、実際に漂流ポストの管理人を務める、赤川勇治。氏が撮影に全面協力しています。
東日本大震災で亡くなった人への思いを受け止めるため岩手県陸前高田市に設置された実在の郵便ポスト「漂流ポスト」をモデルに、震災で大切な人を亡くした人の〈心の復興〉を描いた人間ドラマ。
東日本大震災で親友の「恭子」を亡くした「園美」は、心のどこかで彼女の死を受け入れられずにいました。ある日、学生時代に「恭子」と一緒に埋めたタイムカプセルが見つかります。その中には将来のお互いに宛てた手紙が入っており、「園美」の心に美しい思い出と罪悪感がよみがえります。そんな折、「園美」は震災で亡くなった人に手紙を送ることのできる「漂流ポスト」の存在を知るのでした。
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