『名も無きエンドロール』@<佐藤祐市>監督
1月
3日
それぞれ複雑な家庭環境で育った幼なじみの「キダ」(岩田剛典)と「マコト」(新田真剣佑)でした。同じ境遇の転校生「ヨッチ」(山田杏奈)も加わり、3人で支え合いながら平穏な毎日を過ごしていました。
しかし、20歳の時に「ヨッチ」が2人の前からいなくなってしまいます。そんな2人の前に政治家令嬢でトップモデルの 「リサ」(中村アン) が現れ、「マコト」は彼女に強い興味を抱きますが、まったく相手にされません。「キダ」は諦めるように忠告しますが、「マコト」は仕事を辞めて忽然と姿を消してしまいます。そして2年後、裏社会に潜り込んでいた「キダ」は、「リサ」にふさわしい男になるため必死で金を稼いでいた「マコト」と再会します。
「マコト」の執念と、その理由を知った「キダ」は、「マコト」に協力することを誓い、「キダ」は「交渉屋」として、マコトは「会社経営者」として、それぞれの社会でのし上がっていきます。そして迎えたクリスマスイブ、「マコト」は「キダ」の力を借りてプロポーズを決行しようとしますが、それは2人が10年の歳月をかけて企てた、ある壮大な計画でした。
監督は、『累 かさね』(2018年)や『キサラギ』(2007年)の<佐藤祐市>が務めています。