初の(ICBM)迎撃実験成功@米国防総省ミサイル防衛局
11月
18日
北朝鮮は先月、朝鮮労働党創建75周年を祝賀した軍事パレードで新型(ICBM)を公開したばかり。米国としては、地上からだけでなく、海上のイージス艦からも(ICBM)を撃ち落とせることを示し、本土防衛能力と抑止力を強化する狙いがあります。
ミサイル防衛局によりますと、太平洋のマーシャル諸島クエゼリン環礁にあるミサイル防衛実験施設から(ICBM)に見立てた標的のミサイルが打ち上げられました。ハワイ北東の海域に配置されたイージス艦「ジョン・フィン」は、衛星が探知した(ICBM)の情報を受信し、SM3ブロック2Aを発射、標的を破壊しています。
米国は(ICBM)迎撃用として、地上発射型迎撃ミサイル(GBI)しか保有していませんでした。SM3ブロック2Aを迎撃に使えることで、2段階での迎撃が可能になります。