12日、東京・両国国技館で行われています大相撲11月場所5日目、2度の右膝手術を乗り超え今場所関取に復帰した東十両13枚目<宇良>(28・木瀬部屋)が、西十両10枚目<旭秀鵬>(32・友綱部屋)を「居反り」で下し、3勝目(2敗)を挙げています。 持ち味の低い立ち合いから何度も潜り込むと、内側から相手の左腕に右腕を絡めた。<旭秀鵬>の上に自身の背中を預けるように乗り、上体を反らすと、たまらず相手が土俵に転がりました。 「居反り」は十両では1993年初場所12日目に東7枚目<智ノ花>が<花ノ国>に決めて以来27年ぶりとなる珍手です。幕内では1964年夏場所の<岩風>以来になります。