農林水産省は4日、エジプトが東京電力福島第1原発事故〈2011年(平成23年)3月11日〉以来続けてきた日本産食品に対する輸入規制を全廃したと発表しています。 放射性物質の検査証明書や産地証明書を付けずに47都道府県の食品を出荷することが可能となりました。 撤廃は2日付。輸入規制を設けている国・地域は、事故直後の54から18に減っています。 2019年のエジプト向けの出荷額はサバを中心に約30億円。