横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」で2月に発生した新型コロナウイルスの集団感染を受け、国土交通省の新型コロナ感染対策がまとまり、神戸港と横浜港で2日、大型クルーズ船の営業運航が再開しています。横浜港で「飛鳥2」が、神戸港では「にっぽん丸」が出港しました。
「飛鳥2」には新型コロナ以前の乗客定員872人に対して約330人が乗船し、午後5時ごろに出港しました。事前に乗客全員にPCR検査を行って陰性を確認したほか、乗組員に感染が広がらないよう、使用する区域を分けるなどの対策を取っています。
雨が降りしきる神戸港でも、約110人の乗客がスタッフから検温と問診を受けて「にっぽん丸」に乗り込んでいます。「にっぽん丸」は千葉県・館山港に立ち寄り、4日、神戸港に帰港するということです。
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