<水戸岡鋭治>デザイン「36ぷらす3」@JR九州
9月
30日
2017年3月にデビューした肥薩線を走る特急 「かわせみ やませみ」 以来、同社にとって3年半ぶりの観光列車となります。車輌のデザインを手がけたのは、「ななつ星in九州」 や 「或る列車」 などのドーンデザイン研究所の<水戸岡鋭治>です。
黒を基調にしたメタリックな外観で見る角度によって色合いが変わり「走る九州」をコンセプトとしており、福岡県の伝統工芸や畳を使った和風でモダンな内装が特徴で、車内の窓枠や天井などには、福岡県の伝統工芸「大川組子」を使用しています。1992年に特急「つばめ」で運行開始した787系車両を大規模改装されています。
6両編成で、個室13室と座席57席、車椅子対応席の計105人乗り。1、6号車は畳敷きで靴を脱いで乗車します。3号車には軽食を提供するビュッフェもあり、4号車には座席以外にスペースを設けてイベントなどに活用されます。
列車名は、九州が世界で36番目に大きな島であることと、「驚き、感動、幸せ」の三つを組み合わせたといいます。
九州7県を5日間かけて周遊。1日ごとの乗車もできます。食事付き乗車券は1日大人1人(1万2000円・税込み)からの料金です。