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- ファルコン植物記(2056)【フウセントウワタ】(4)
植物記として何回か登場しています【フウセントウワタ(風船唐綿)】ですが、某マンションの1階の植え込みに見事な株を見つけました。
リンドウ目キョウチクトウ科(ガガイモ科)フウセントウワタ属に分類され、南アフリカ原産の多年草ですが、日本では春まき一年草として扱われています。花期は6-7月頃でですが、白い花よりも ハリセンボンのようなとげのある果実 がユニークな風船状の果実の方が、「生け花」 の素材やドライフラワーなどの鑑賞の対象とされています。
葉腋から花柄を伸ばし、 反り返った花弁をもつ乳白色の花が集まり、下向き に咲きます。紫色の副花冠には蜜がたまるので、アリが寄ってきます。果実が成熟すると縦に裂け、 ワタというよりもむしろシルクのような冠毛のついたタネが飛散 します。
茎に傷をつけると白い汁が出ます。この白い汁は茎の切り口をふさいで水が上がりにくくするので、さし木や切り花にする場合は洗い流します。また、この汁は毒性があり、目に入ると角膜炎を起こすことがあるので注意してください。
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