上半期の電子出版好調@全国出版協会・出版科学研究所
7月
28日
新型コロナウイルス感染拡大を受けた自粛期間中、多くの書店が休業や時短営業を強いられ、電子出版の利用者が増加したことなどを理由に挙げています。
同研究所によりますと、電子出版の内訳はコミックが同33.4%増の1511億円、書籍が同15.1%増の191億円、雑誌が同17.8%減の60億円。コミックの大幅増は、<吾峠呼世晴>さんの漫画『鬼滅の刃』 の爆発的ヒットも影響しているといいます。
一方、紙の出版物(書籍、雑誌)は同2.9%減の6183億円にとどまりました。市場全体の規模は同2.6%増の7945億円で、電子の好調に支えられプラス成長となっています。