『象は静かに座っている』DVD発売@<フー・ボー>監督
10月
1日
本作は廃れた田舎町に暮らす、生きることに疲弊した4人の男女を捉えた3時間54分の群像劇です。ただ座り続けている奇妙な象の存在を知った4人が過ごす長く陰鬱な1日が描かれています。完成後に29歳の若さで自ら命を絶った北京電影学院出身の<フー・ボー>が監督、脚本、編集を担当。<チャン・ユー>、<ポン・ユーチャン>、<ワン・ユーウェン>、<リー・ツォンシー>がキャストに名を連ねています。
なお本作は、第68回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞、長編初監督作品賞スペシャルメンションを受賞。また中華圏を代表する映画賞の1つ、金馬奨では最優秀作品賞、脚色賞、観客賞の3冠に輝いています。