「時の記念日」制定100周年
6月
10日
天智天皇を祭る「近江神宮」(滋賀県大津市神宮町)では毎年この日に「漏刻祭」が行われます。境内には日本最初の時計博物館があり、この日は無料公開されます。
古来日本では1日を12等分して子・丑・寅・卯~の十二支を当てはめていました。昼夜をそれぞれ6等分し、1日12等分で時間を把握していたので、季節によって昼夜の長さが変わり、時間の長さは一定ではありませんでした。
正午:「午(うま)」の刻は太陽が南中にくる頃だったので、昼の12時を表しています。しかし、昔の人は日の出とともに起きて1日が始まり、日の入りとともに1日の仕事を終えましたので、その方が便利だったのでしょう。