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- ファルコン昆虫記(850)脚の長い【アシナガグモ】
一目見て「アシナガグモ科だと分かる【アシナガグモ(脚長蜘蛛)】を見つけました。、クモ目アシナガグモ科アシナガグモ属のクモです。体も脚も細長く、顎が大きく発達しているのが特徴です。
画面上写真は時計回りに横向きに掲載していますが、本来は蜘蛛の習性として頭は下向きです。
【アシナガグモ】は、やや短めの頭胸部と、前が膨らんだ棒状の腹部を持ち、前身灰褐色色のクモです。足はそれぞれに細長く、特に前足は長い。鋏角は、第1節はこん棒状で横に張り、第2節は鎌の先となってとがっています。第1節には第2節と咬み合うように歯が並ぶほか、特に雄では外側に向けても刺が出ています。幼虫では鋏角は未発達です。
この鋏角の刺は、獲物を捕らえるためよりは、配偶行動に用いるためのもののようです。雄は雌と交接するとき、雌の鋏角に自分の鋏角をからませて、相手の動きを封じます。
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