『ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶』の予告編が公開されており、7月25日より東京・K’s cinemaほか全国で順次公開されます。
『朝日のあたる家』 (2013年)の<太田隆文>(59)が監督を務めた本作は、第2次世界大戦末期の1945年に起きた沖縄戦に着目し、日米双方で計20万人以上が死亡し、沖縄県民の4人に1人が犠牲になったとされている3月の上陸作戦から6月までの戦闘終了までを辿ります。作品では戦禍をくぐり抜けた12人が、家族を失った体験などを証言。米軍の記録映像や専門家8人の証言、米軍が撮影した記録フィルムで構成されています。
<宝田明>(86)と
兵庫県神戸市 出身俳優<斉藤とも子>(59)がナレーションを担当しています。
予告編公開に合わせて、<太田隆文>監督と<斉藤とも子>のコメントが発表されています。
<太田>は「政府は国民に自粛や犠牲を強いながら、後手後手の対策。原発事故も、コロナ感染対策も、そして沖縄戦も全く同じ構図。そんな沖縄戦を見つめることで、様々なことが見えてくる」と述べ、「コロナ禍で上映中止も有り得るが、戦後75年の今、何とか多くの人に見て欲しい」と語っています。
<斉藤とも子>は「沖縄戦を体験された方の証言が、胸に迫ります。沖縄で、何があったのか…。そしてそれは、今も続いていると思えてなりません。これは、私たちの問題です」と心境を語っています。
投稿日 2020-05-17 16:03
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2020-05-17 18:08
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