『探偵・由利麟太郎』@カンテレ・フジテレビ系
6月
14日
神戸市東川崎 生まれで、高校(神戸二中・現:兵庫県立兵庫高等学校)の大先輩にあたる<横溝正史>の長編小説『蝶々殺人事件』(1946年(昭和21年)・探偵小説雑誌『ロック』の第3号~第10号連載)を含む『由利麟太郎』シリーズを初めて連続ドラマ化した『探偵・由利麟太郎』は、元警視庁捜査一課長という経歴を持つ白髪の名探偵「由利麟太郎」と、助手でミステリー作家志望の「三津木俊助」が、京都で巻き起こる様々な殺人事件に挑む様を描くミステリーです。
「由利麟太郎」役には、地上波連続ドラマ初主演となる今年デビュー36周年を迎えたロックスター<吉川晃司>が扮しています。ある事件をきっかけに警視庁を退職して以降、犯罪心理学者として活動する一方で、警察の依頼を受けて事件の捜査を手伝うという役柄です
「由利」を崇拝し、彼の活躍を記録するウェブサイト「由利麟太郎の事件簿」を運営する相棒「三津木俊助」役を、2020年10月30日(金)公開予定の 『さんかく窓の外側は夜』 (監督:森ガキ侑大)で主演、新型コロナウイルスの影響で公開が延期されています 『2分の1の魔法』 では主人公の少年「イアン」の日本語版声優を務める<志尊淳>が演じています。
京都を舞台にした本作は、本社を大阪に構えるカンテレにとって「ALL関西」を掲げてドラマ制作に取り組んだ意欲作です。演出とプロデュースは<木村弥寿彦> (カンテレ)、脚本を<小林弘利>が担当し、カンテレが、ゴールデン・プライム帯の連続ドラマを「ALL関西で制作するという試み」は、1985年10月に放送された『影の軍団 幕末編』以来、実に34年ぶりとなります。なお、すでに全撮影は終了しているとのことです。