<グーグルロゴ>(191)「母の日を祝おう!本日のGoogle Doodleで心を込めてアート作品を作成して母親に贈ろう!」
5月
10日
その中でも、「5月第2日曜日」(2020年は本日5月10日となります)を「母の日」としている国が一番多いのではないでしょうか。
「母の日」はアイルランドやイギリスでは17世紀頃から行われていました。
「Mothering Sunday(マザーズ・サンデー)」、「Mothers’ Day(マザーズ・デイ)」とも呼ばれ、キリスト教暦のレント(四旬節)期間の第4日曜日(復活祭:イースターの3週間前)に祝われていました。
この「母の日」がアメリカで取り入れられたのは「19世紀」のことです。
アメリカの愛国歌である「リパブリック讃歌」の作詞者でもある女性活動家<ジュリア・ウォード・ハウ>さんが、1870年に「Mother’s Day Proclamation(母の日宣言)」と呼ばれる平和と非武装を訴える声明文を発表しました。
これは、大きな犠牲者を出したアメリカの南北戦争(1861~1865)を受けてのことで、「母の日」を設けようと試みますが、彼女の提案が普及することはありませんでした。
時を同じくして、南北戦争で、負傷兵の治療や公衆衛生の改善等の活動を行っていたヴァージニア州出身の<アン・ジャービス>という女性がいました。彼女には娘<アンナ・ジャービス>さんがいて、娘の<アンナ>は、母の死に遭遇したことを受け、2年後の「1907年5月12日」に亡き母親を偲び、母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会を開催し、母親が好きだった白いカーネーションを贈りました。(この日が5月第2日曜日でした)「母の日=カーネーション」は、このことが由来と言われています。そして、「生前に母親を敬う日を設けよう」と働きかけはじめました。
彼女の想いに賛同した人々は、その翌年の1908年5月の第2日曜日である「5月10日」に、初めて「すべての母を称える」という目的で「母の日」を開催しました。この活動がアメリカ全土に広まり、「1914年」に<ウィルソン>大統領の提唱で5月の第2日曜日は「母の日」と制定されました。日本の「母の日」も、アメリカに倣っています。