行商人専用「鮮魚列車」運行終了@近畿日本鉄道
2月
19日
三重県の伊勢志摩地方で水揚げされた新鮮な海産物を運び、半世紀以上にわたり関西の食を支えてきました。
近鉄によりますと、宇治山田から大阪上本町(までの約137キロを、日曜と祝日を除き毎朝1本を3両編成で運行させています。最盛期には1日当たり100人を超える行商人が乗り込み、伊勢エビやアワビなどを運びました。
高速道路の整備が進み、運搬手段の主流がトラックに移ったため、近年は毎日10人程度の利用にとどまっていたようです。