17歳の高校生ルースの姿を描いた『Luce』は、アメリカで2019年1月27日に公開されていますが、日本では『ルース・エドガー』の邦題で、5月15日(金)より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開されます。
<J・C・リー>の同名戯曲『Luce』を映画化した本作は、誰からも愛される完璧な優等生「ルース・エドガー」の姿を通して人間の本質、アメリカの理想と現実をえぐるサスペンスドラマです。
アフリカ系の移民であり、白人の養父母に育てられた「ルース」は、第44代アメリカ合衆国大統領「バラク・オバマ」の再来とも称される模範的な若者です。そんな「ルース」はある課題のレポートをきっかけに、アフリカ系の女性教師「ウィルソン」と対立。危険な過激思想に染まっているという疑念を抱かれたことで、彼の順風満帆の日常が大きく揺らいでいきます。
ホラー映画 『イット・カムズ・アット・ナイト』 (2017年・監督 トレイ・エドワード・シャルツ) ・ 『WAVES/ウェイブス』(2019年・監督:トレイ・エドワード・シャルツ:日本2020年4月10日公開)の<ケルビン・ハリソン・ジュニア>(26)が「ルース」を演じたほか、女性教師「ウィルソン」に 第90回アカデミー賞4部門受賞の 『シェイプ・オブ・ウォーター』 (2017年・監督:ギレルモ・デル・トロ)の「ゼルダ・フラー」役を演じた<オクタヴィア・スペンサー>(47)、愛する息子への思いがけない疑念に動揺する養父母「エドガー」夫妻に<ナオミ・ワッツ>(51)と<ティム・ロス>(58)が扮しています。
監督は『クローバーフィールド・パラドックス』(2018年)で知られるナイジェリア出身のアフリカ系移民である<ジュリアス・オナー>が務めています。物語の舞台バージニア州アーリントンで育った<ジュリアス・オナー>は、オバマ前大統領の時代に上演された原作戯曲に感銘を受け、監督・製作・共同脚本を担っています。
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