直木賞作家<白石一文>が男と女の極限の愛を描いた小説 『火口のふたり』 (2012年11月12日・河出書房新社)を、<柄本佑>と<瀧内公美>の共演で実写映画化した『火口のふたり』が、2019年8月23日から全国でロードショー公開されます。
直木賞作家<重松清>の同名小説を原作とした 『幼な子われらに生まれ』 (2018年・監督:三島 有紀子)・『共喰い』(2013年・監督:青山真治 )などの名脚本家で、本作が監督第3作となる<荒井晴彦>が監督・脚本を手がけます。
東日本大震災から7年目の夏。離婚、退職、再就職後も会社が倒産し、全てを失った「永原賢治」は、旧知の女性「佐藤直子」の結婚式に出席するため秋田に帰郷します。久々の再会を果たした「賢治」と「直子」は、「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」という「直子」の言葉をきっかけに、かつてのように身体を重ね合います。1度だけと約束したはずの2人でしたが、身体に刻まれた記憶と理性の狭間で翻弄され、抑えきれない衝動の深みにはまっていきます。
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