深海ザメ「ヒレタカフジクジラ」の親子展示@新江ノ島水族館
12月
14日
「ヒレタカフジクジラ」は日本からオーストラリア、ニュージーランドの西太平洋の深海に広く分布。体に発光器を持ち、暗闇で光るサメとして知られています。
同館は10日、相模湾沖で成魚3匹を採集。メス1匹(体長約38センチ)を展示していたところ、12日朝から13日にかけ出産しました。稚魚は13センチほどの大きさで、深海に近い環境で細心の注意を払って飼育されているそうです。
同館によりますと、「ヒレタカフジクジラ」は入手機会が少ない上に生態の不明部分が多く、国内の水族館で飼育、展示されているのは同館だけで、世界的にも極めてまれといいます。無事に大きく成長してくれることを期待しています。