神戸：ファルコンの散歩メモ

プロ野球オリックスや米大リーグ、マリナーズなどで活躍し、今年３月に現役を引退したマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターの＜イチロー＞（４６）が、プロ経験者が学生野球の指導者となるために必要な学生野球資格回復の研修を受講するようです。

＜イチロー＞の率いる草野球チームが１２月１日、神戸市須磨区のほっともっとフィールド神戸でかねてより報道されていました　智弁和歌山高の教職員チームと記念試合　を行っています。いよいよ学生野球界に進出でしょうか。気になる動向です。

１２月１３～１５日に東京都内で開かれる研修会を修了し、日本学生野球協会から承認を得られれば、国内の高校野球、大学野球での指導が可能となります。
研修としては、初日は、ＮＰＢ・プロ野球選手会などによるプロ側研修。同研修を終えた人を対象に、２日目、３日目に日本学生野球協会によるアマ側の研修が行われます。

日本学生野球憲章はプロ野球経験者の関与を原則的に禁じており、学生野球を指導するためには、プロ球団の退団と資格回復の手続きが必要となります。

これまでは、指導者になるには教員免許を取得した上で２年間教壇に立つことなどが必要でしたが、２０１４年より大幅に緩和され。プロ、アマ双方の研修を修了し、同協会から認定されれば、高校、大学での指導が可能になっています。殿堂入りしたプロ経験者は特例として研修に代わる面談、リポート提出など手続きが簡略になります。元大リーガーでは＜村上雅則＞、＜小宮山悟＞、＜中村紀洋＞、＜佐々木主浩＞の各氏らが資格を回復しています。