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- 「国立競技場(オリンピック(五輪)スタジアム)」完成
2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新しい「国立競技場」(東京都新宿区)が30日、3年の工期を経て完成しました。1964年東京大会で使われた旧国立競技場を2015年に撤去し、跡地に約1569億円を投じて建設。大成建設などの共同事業体(JV)から事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)に引き渡されました。
完成を受けて正式名称は「国立競技場」となり、大会中は「オリンピック(五輪)スタジアム」の呼称で五輪は開閉会式と陸上、サッカー女子決勝、パラは開閉会式と陸上の舞台になります。
地上5階、地下2階で、建築面積は旧競技場の約2倍の約6万9600平方メートル。木と緑にあふれた「杜(もり)のスタジアム」として、全47都道府県の木材を活用した。約6万席(うち車いす席約500席)の観客席は、白、黄緑、グレー、深緑、濃茶の5色で木漏れ日をイメージ。
観客席の上には、外周から中央に向かって長さ約60メートルの巨大な屋根を設置しています。
「国立競技場」では12月中旬に竣工式、21日(土)には一般に完成を披露するイベントが予定されていて、来年の元日には最初のスポーツイベントとしてサッカー天皇杯の決勝が行われる予定です。
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